全力プレーでトップリーグを盛り上げているソニービル・ウィリアムズ。リングで大きな怪我がなければいいが
(撮影:見明亨徳)
11月に予定されているソニービル・ウィリアムズ(パナソニック ワイルドナイツ)のボクシングマッチは、当初開催が計画されていた南アフリカではなく、オーストラリアのブリスベンで行うことになった。試合日は11月24日。ニュージーランドの全国紙『NZヘラルド』など地元メディアが報じた。
11月は各国代表のテストマッチラグビーが実施されるウィンドウマンスのため、トップリーグは開催されない。よって、今週末の近鉄ライナーズ戦が終われば、ソニービルはいったん楕円球を置き、NZヘビー級チャンピオンの顔になってボクシングに集中していくこととなる。
対戦相手は、幻の世界ヘビー級王者であるフランソワ・ボタ(44歳)。禁止薬物使用が発覚したためIBF世界ヘビー級王座をはく奪されたボタだが、マイク・タイソンやレノックス・ルイス、イベンダー・ホリフィールドといった伝説の男たちとも拳を交えた経歴を持ち、これまで5戦全勝(3KO)のソニービルといえども、リングに沈む可能性は十分ある。
ボクシングマッチの1週間後、ジャパンラグビートップリーグは再開し、12月2日にパナソニックはトヨタ自動車と対戦することになっている。