廣瀬俊朗
(撮影:BBM)
日本最高峰のラグビートップリーグ(TL)で現在3位の東芝は20日、東京・秩父宮ラグビー場で同11位のNECと第7節を行う。前年度4強同士のこの対戦には、日本代表で主将を務めるWTB廣瀬俊朗も先発させる。
廣瀬は身長173センチ、体重80キロとTLにあっては小柄も、強靭な体幹を長所とする。今春、2007年以来日本代表に復帰。ジョン・プライヤー(ストレングス&コンディショニングコーディネーター)のもと、身体能力をさらに進化させた。9月22日の秩父宮で昨季準優勝のパナソニックを32−22と下した第4節では、前半13分、WTB宇薄岳央のトライに繋がるランを見せた。自陣で身長195センチの相手LO北川勇次にタックルで倒されながらもすぐに起き上がり、約40メートルのビッグゲイン。もっとも本人は、「トライを取りきれなかったので、反省するプレーなんですけど」と語っていた。東芝でもチーム練習とは別に、スピードトレーニングとエアロビクストレーニングに取り組む。
NEC戦は12時、キックオフ。
(文・向 風見也)