判断力、突破力、統率力に優れるゲニアは、レッズにもワラビーズにも欠かせない存在
(撮影:Yasu Takahashi / Nichigo Press)
オーストラリアの全国紙『ジ・オーストラリアン』は16日、同国代表チームでキャプテンを務めたことがある中心選手のSHウィル・ゲニアが、期間限定で、日本でプレーする可能性があると報じた。
ゲニアは今年4月にレッズと新たな3年契約を結んだばかりだが、オーストラリア・ラグビー協会との契約更新はまだ行われていない。2015年ワールドカップに向けて欠かせない重要選手であり、海外で一時的にプレーする場合は、レッズの理解と、オーストラリア協会の許可が必要となる。
同紙は、ゲニアに関心を持っている日本チームに、クボタスピアーズとパナソニックワイルドナイツの名前を挙げている。
オーストラリア代表41キャップを持つ24歳のゲニアは、今年9月8日の南アフリカ代表戦(ラグビーチャンピオンシップ)で右膝の前十字靱帯を断裂、全治6カ月と診断され、現在はリハビリ中である。