ニュージーランド・ラグビー界に挑戦している日本人2人、SH田中史朗とHO堀江翔太(ともにパナソニック)の活躍もあり、今季好調のオタゴだが、キャプテンのNO8ポール・グラントが10月2日のマナワツ戦で右肩を脱臼し、今季ITMカップ(地方代表選手権)の残り試合出場はほぼ絶望となった。4日に地元新聞の『オタゴ・デイリー・タイムズ』紙が報じたところによると、全治6〜8週間とのこと。大会は今月27日にファイナルを迎える。
オタゴはITMカップの2部リーグ(チャンピオンシップ)に属しており、現在、5勝3敗(勝点25)で2位。プレーオフ進出は確定だが、準決勝をホームで戦うためには今の順位をキープしなければならない。しかしながら、レギュラーシーズンの残り2試合は、いずれも1部リーグ(プレミアシップ)チームとの交流試合で、首位に立つウェリントンと同2位のオークランドが相手であり、厳しい戦いが予想される。
キャプテン不在となるが、オタゴがプレーオフを制して2部優勝すれば、自動的に来季1部への昇格が決定する。