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ランファリーシールド NZの伝統ある盾は5年ぶりにワイカトへ

2012.10.04

 ニュージーランドで最も権威あるタイトルのひとつ『ランファリーシールド』を、409日間守り続けてきたタラナキだが、10月3日に地元で行われた防衛戦でワイカトに10−46で敗れ、伝統ある盾を失ってしまった。
 100年以上の歴史を持つランファリーシールドは、国内最高峰選手権「ITMカップ」の栄冠と同じくらいの名誉を持つ。後者がリーグ戦を中心に争われるのに対し、前者は一発勝負のタイトルマッチにかけられる。ボクシングにおけるチャンピオンベルトのような存在で、盾を保持する“王者”は他チームの挑戦を受けなければならない。
 タラナキは昨年8月、サウスランドからランファリーシールドを奪い、今年は強豪カンタベリーをも退けてきたが、防衛記録は「7」で終わった。一方、ワイカトが盾のタイトルホルダーとなったのは、2007年9月にカンタベリーに負けて以来初めて。“新王者”となって、10月13日に、ホークスベイの挑戦を受ける。


 

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