22歳で南アデビューし、20キャップ。グリーン&ゴールドを取り戻す日は来るか
(撮影:Yasu Takahashi / Nichigo Press)
2009年にブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズを苦しめ、昨年のワールドカップでも活躍した南アフリカ屈指のブレイクダウンの狩人、FLハインリッヒ・ブルソー(26歳)が、肩の手術を受けるため、約6カ月間、ラグビーマッチから離れることが明らかになった。国内選手権カリーカップでプレーオフ進出を争うフリーステート・チーターズの主軸は、先週末のグリクアス戦で左肩を痛め、48分に退いていた。
チームによれば、肩の回旋筋腱板(ローテーターカフ)を直すため今週中にもメスを入れる予定で、戦列復帰は2013年スーパーラグビーの中盤、3月下旬になる見込み。
身長181センチ、体重102キロと小柄ながら、恐れ知らずのハードワーカーゆえ、2010年は膝、2011年はろっ骨と太もも裏、そして今年も膝の故障で長期離脱を繰り返してきた。サイズを重視するハイネケ・メイヤー南ア代表ヘッドコーチからの評価も辛く、完全復活まで、厳しい闘いが続く。