一般投票により決定した人気番組を表彰する、日本最大級のコンテンツの祭典、『スカパー!アワード 2012』が27日、TOKYO DOME CITY HALLで開催され、スポーツ・公営競技部門で、J SPORTSによる「ラグビーワールドカップ 2011 全48試合生中継」が大賞に輝いた。授賞式には、ニュージーランド代表としてワールドカップ優勝を遂げたCTB/WTBソニービル・ウィリアムズ選手(パナソニック ワイルドナイツ)と、日本代表の頼れるLO大野均選手(東芝ブレイブルーパス)が出席し、ロンドン五輪のレスリングフリースタイル66?級で金メダルを獲得した米満達弘さんと、ロンドン五輪ボクシングミドル級金メダリストの村田諒太さんからトロフィーが贈られた。
ソニービル選手は日本語で「ありがとうございます」と一礼して笑顔を見せたあと、「オールブラックスの代表として非常に嬉しく、名誉に思っています」と緊張気味にコメント。大野選手は、「普段、ラグビーはなかなか注目されることがないので、この賞をいただけて本当に嬉しいです。2019年にも日本でワールドカップが開催されるので、それに向けても、自分たちプレーヤーがしっかりアピールしていきたいと思っています。日本にもトップリーグというリーグがあり、ソニービル選手のような世界的なスターが続々加入してくれているので、自分たち日本人選手もいい影響を受けて、日本ラグビーに取り入れ、日本代表にそれを還元して、2019年につながるチームを作っていきたいと思います」と力強くスピーチし、会場から拍手が送られていた。
2011W杯で世界を魅了したオールブラックス。この写真のなかの4人、トエアバ、カイノ、ソーン、SBWはいま日本にいる
(撮影:Yasu Takahashi / Nichigo Press)