ラグビーリパブリック

トンガ代表に3人の世界的コーチ加入 ティム・レーン元リコーHCなど

2012.09.24

 トンガ・ラグビー協会は今年9月上旬、1995年ワールドカップで主将を務めたマナ・オタイ氏がナショナルチームの新ヘッドコーチに就任したことを発表したばかりだが、23日、国際的な3人のコーチとも契約を結んだことを明らかにした。
 オタイ代表ヘッドコーチを支えるのは、2011年ワールドカップでフランス代表の準優勝に貢献したディフェンス専門家のデイヴ・エリス氏と、オーストラリア代表や南アフリカ代表でアシスタントコーチとして活躍し、リコーブラックラムズやグルジア代表のヘッドコーチも務めたことがあるティム・レーン氏、それに、プレミアシップ(イングランド最高峰リーグ)のバースと南半球スーパーラグビーのメルボルン・レベルズ(オーストラリア)でFWコーチだったマーク・ベイクウェル氏だ。
 いずれも2年契約。現在、世界ランキング12位のトンガ代表は、ワールドカップでは一度も8強入りしていないものの、2007年大会では優勝した南アフリカ代表相手に25−30と大接戦を演じ、2011年大会の予選プールではフランス代表から金星を奪っている。世界を知るコーチ陣の加入により、2015年ワールドカップではさらに手強い存在となりそうだ。
 トンガ代表は今年11月の欧州遠征で、イタリア代表、アメリカ代表、スコットランド代表とテストマッチを行う。


 

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