ラグビーリパブリック

ヤマハ4連勝 苦戦続くドコモ 今季TL総入場者は11万人突破

2012.09.23

 ジャパンラグビートップリーグは23日、第4節の残り2試合が行われ、ヤマハ発動機ジュビロとNECグリーンロケッツが勝利を収めた。
 富山県総合運動公園陸上競技場で福岡サニックスブルースと対戦したヤマハは、序盤に落球から傷口を広げ、先に5点を許したものの、WTB中園真司の2本を含む3トライで主導権を握り、ディフェンスも堅く、前半を25−8とリードした。後半もヤマハは、FLジェリー・コリンズやCTBマレ・サウ、FB五郎丸歩などが力強い走りとパスでチャンスメイクに奮闘。新戦力のフィリピン代表、WTBパトリス・オリビエがハットトリックを決めるなどし、53−27で、今季負け知らずの4連勝とした(勝点18)。
 一方、開幕ゲームの九州電力戦で1勝して以来、3連敗となったサニックスだが、途中出場のWTBカーン・ヘスケスが74分にチーム4本目のトライを挙げ、ボーナスポイントを獲得している。4節を終えての勝点は5となった。
 また、山形・NDソフトスタジアムでNTTドコモレッドハリケーンズと激突したNECは、42−13で快勝。浅野良太キャプテンのリーグ戦100試合出場に花を添えるべく、FW・BK一体となって6トライを奪い、2勝2敗(勝点10)で7位につけた。NTTドコモは元気なく4連敗で、14チーム中唯一、勝点は0のままで最下位。苦しい戦いが続いている。



 なお、今シーズンのトップリーグ総入場者数は11 万3840人(1会場平均:5174人)に到達した。4節目での10 万人突破は、2010−2011シーズンに続き2季ぶり。歴代の年間観客動員数は、2008−2009シーズンの38万4954人(リーグ戦+プレーオフ)が最多記録で、今季は40万人を目標にしている。


 

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