今年の南半球スーパーラグビーで11位と低迷したワラタス(オーストラリア)は18日、ハイネケンカップ(欧州最強クラブ決定戦)の優勝監督であるマイケル・チェイカ氏(45歳)を来季の指揮官に選任したと発表した。3年契約。前ヘッドコーチのマイケル・フォーリー氏はすでに退団し、国内ライバルのウェスタン・フォースに移籍している。
チームが本拠地とするシドニー出身のチェイカ氏は、レンスター(アイルランド)を率いていた2009年にハイネケンカップを制覇。昨シーズンはスタッド・フランセ(フランス)で指揮を執っていた。
レフリー批判で2万ユーロ(当時約220万円)の罰金を科されたことがあったチェイカ氏だが、指導者としての評価は高く、フォースも獲得を狙っていた。
ワラタスは2005年と2008年のスーパーラグビーで決勝戦に進出しているが、栄冠をまだ獲ってない。