ラグビーリパブリック

関東協会新陣容説明会 帝京大、早大、釜石SWなどの首脳が抱負語る

2012.09.04

 関東ラグビー協会は3日、同協会主催リーグの新陣容説明会を行った。関東大学ラグビー対抗戦A、同リーグ戦1部、社会人のトップイーストディビジョン1(TE)の所属チームから監督らが所信表明した。
 大学選手権4連覇を目指す帝京大の岩出雅之監督は、「学生ラグビーの魅力は、未熟な部分を含めて若さを思い切り出すこと。帝京はすべきことをしっかりして、足元を固める」と話した。その帝京大に長野・菅平での夏合宿で0−43と大敗(8月26日・サニアパーク)した早大の後藤禎和監督は、試合内容に落胆。しかし8月30日〜9月1日、岩手県釜石市に遠征したことをきっかけに「底を打った感はある」と話した。
 同市で活動する釜石シーウェイブスの高橋善幸ゼネラルマネージャーは、「多くのラグビー関係者から支援をいただき、震災以前(と同様)の活動ができるようになった。ポール・ホッダーヘッドコーチ(HC)は『チームがひとつになって戦おう』と言っている。トップリーグ昇格に向けてがんばっていきたい」と語った。
 TEは8日、大学の対抗戦Aとリーグ戦は9日にそれぞれ開幕する。


(文・向 風見也)


 

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