ラグビーリパブリック

シェーン去った王者オスプリーズ 今季開幕は伊トレヴィゾ相手に黒星

2012.09.03



 


 


 ジャパンラグビートップリーグの新たな戦いが始まった8月31日、欧州3大リーグのひとつであるラボダイレクト・プロ12(セルティックリーグ)も開幕し、各地で熱戦が繰り広げられた。
 昨季チャンピオンのオスプリーズ(ウエールズ)は、シェーン・ウィリアムズというスーパースターが日本(三菱重工相模原)へ去った影響か、イタリアのトレヴィゾからノートライに抑えられ、6−12で黒星発進となった。2シーズン続けてハイネケンカップを制し、欧州王者に君臨しているレンスター(アイルランド)も、9季ぶりの優勝を目指すスカーレッツ(ウエールズ)に7トライを奪われる乱れようで、20−45と、好スタートを切ることはできず。
 また、経営破たんで離脱したアイロニに替わり新規参入したゼブレ(イタリア)は、ニューポート・グウェント・ドラゴンズ(ウエールズ)の最終ラインを破ることはできないまま、6−37と厳しいレッスンを受けている。エディンバラ(スコットランド)は、3季連続トライ王で昨シーズンの大会最優秀選手であるWTBティム・ヴィサーがハットトリックを決めたものの、18−23でアイルランドの強豪マンスターを倒すまでには至らなかった。
 そのほかでは、昨季ハイネケンカップ準優勝のアルスター(アイルランド)が18−10でグラスゴー・ウォーリアーズ(スコットランド)を降し、初優勝を狙うウエールズのカーディフ・ブルーズは、13−9でコナート(アイルランド)から勝利を収めた。


 

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