関東大学対抗戦Aで昨季2位だった明大の今季主将は、FL竹内健人が務める。長野・菅平で夏合宿(17〜27日)中の22日、チームは筑波大との練習試合で5−47と敗戦(サニアパーク)。竹内は欠場していた。
「FW、BKとどこからでも前に出て、しっかり(点を)取れるように」とチーム目標を語る竹内。5〜15日の北海道・美幌での合宿ではフィットネス強化とブレイクダウンの精度アップに取り組んだようだ。18日、サニアパークで大学選手権3連覇中の帝京大と練習試合では先制を許すも35−31と逆転勝利。ノーサイドの瞬間まで周囲を鼓舞した竹内は、「タイトファイブが頑張ってくれた。(自身を含めた)3列としては楽でした」と、セットプレーと接点で奮闘したFWの前列5人を称えた。
「もっと(チームを)上げられると思う。主将(の役割について)は人の感じ方と自分の感じ方がある(違う)けど、自分らしくやっていきたい」とも話す。
「(大学で主将ができるのは)今年1年しかない。それを楽しんで、しっかりやっていきたい」
(文・向 風見也)