日本代表前ヘッドコーチのジョン・カーワン氏が指揮官に就任したブルーズ(ニュージーランド)が22日、来季スーパーラグビーへ向け、コーチングスタッフを公式に発表した。
噂通り、2011年ワールドカップ優勝監督のグレアム・ヘンリー氏がテクニカルアドバイザーに就任。同時に、ディフェンスコーチも担当する。ブルーズのヘッドコーチ時代に2連覇を果たし(1996、97)、3度目の優勝時(2003)もテクニカルコーディネーターとして貢献したヘンリー氏は、IRB(国際ラグビーボード)の年間最優秀コーチ賞を5度も受賞した名将である。オールブラックスで大仕事を終えたばかりだが、現在は「ラグビーチャンピオンシップ」に参加しているアルゼンチン代表でテクニカルコンサルタントを務めている。
また、JKジャパンとオールブラックスでスキルコーチを務めたミック・バーン氏がFW&キッキングコーチに任命され、イタリア代表と日本代表でもカーワン氏を支えてきたグラント・ドゥーリー氏がスキル&バックラインコーチを担当することになった。そして、オールブラックスの伝説的WTBであったカーワンHCは、チーム全体の監督はもちろん、アタックの責任者としても指導力を発揮していく。