11月の欧州遠征も不参加となる可能性が出てきた豪州代表FLポーコック
(撮影:Yasu Takahashi / Nichigo Press)
オーストラリア代表主将のFLデイヴィッド・ポーコックが、21日にシドニーで右膝の手術を受け、最大で3カ月間、戦列を離れることがオーストラリア・ラグビー協会より発表された。ポーコックは18日に行われた南半球4カ国対抗「ラグビーチャンピオンシップ」の開幕戦(対ニュージーランド)で、右膝の関節軟骨を損傷していた。
ラグビーチャンピオンシップは10月6日まで行われるが、それよりも長い期間のリハビリが必要と診断されたため、ポーコックが同大会の残り試合に参加することは絶望となった。キャプテン役は、SHウィル・ゲニアが引き継ぐ。
第1戦を落とし連敗は避けたいオーストラリア代表だが、タイトヘッドPRのセコペ・ケプも21日のスクラムトレーニング中に右膝を痛めており、さらなる戦力ダウンが心配される。
他チームでも新たな怪我人情報が入っており、ニュージーランド代表は、87キャップを持つPRトニー・ウッドコクが左肋骨損傷のため、25日のオーストラリア戦は欠場する予定。南米に飛んだ南アフリカ代表は、WTBブライアン・ハバナとLOアンドリース・ベッカーがともに足首の状態が不安視されており、今週末のアルゼンチン戦出場は微妙な状況になっている。