ラグビーリパブリック

名将ヘンリー JK率いるブルーズのテクニカルアドバイザー就任か

2012.08.10


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地元開催ワールドカップで重責を果たしたグレアム・ヘンリー氏


(写真:BBM)


 


 


 ニュージーランドに24年ぶりのラグビーワールドカップ優勝をもたらしたオールブラックス前指揮官のグレアム・ヘンリー氏(66歳)が、オークランドを本拠地とするブルーズのテクニカルアドバイザーに任命されたと、8月10日に現地の『ラジオ・スポーツ』が報じた。
 スーパーラグビーで3度の優勝経験があるブルーズだが、今年は総合12位(NZカンファレンス最下位)とワーストの成績に終わり、昨年まで日本代表を率いていたジョン・カーワン氏が新ヘッドコーチに就任したばかり。世界的知将のヘンリー氏は、1996年から3季ブルーズで指揮を執り、96年と97年に連覇を果たしている。チームが3度目の優勝に輝いた2003年もテクニカル・コーディネーターとして貢献しており、今回もフルタイムのアシスタントではなく、2003年時と同様の役割を担う予定だと『ラジオ・スポーツ』は伝えた。
 しかしながら、ヘンリー氏は今年2月、ニュージーランド・ラグビー協会と2年契約を結び、国内の地区代表やスーパーラグビーチームのコーチたちを全般的に指導する立場になっており、クリアすべき問題は残っている。ブルーズ側はこの件に関し、まだコメントを発表していない。
 モテモテのヘンリー氏は現在、南半球4カ国対抗戦「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」に挑戦するアルゼンチン代表のテクニカル・コンサルタントも務めている。


 

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