今季スーパーラグビーで10トライを記録し、トップトライスコアラーとなったブルズ(南アフリカ)のWTBビヨーン・バッソンが、21日のプレーオフ1回戦(クルセーダーズ戦)で敗退した数時間後の日曜日朝3時から、クライストチャーチ市内の病院で腸の緊急手術を受け、入院していることが明らかになった。22日、ブルズが発表した。
バッソンはクルセーダーズ戦の前半途中に退き、直行した病院で腸の裂傷が発覚。手術は成功したものの、少なくとも5日間は同病院での安静が必要で、様子を見て帰国する予定。
2010年の南ア最高峰選手権カリーカップで前人未到の21トライを記録し、南ア代表として6キャップを持つバッソンだが、全治6〜8週間と診断されており、8月18日から開幕する南半球4カ国対抗戦「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」参加はほぼ絶望となった。