フランスのブリーヴで開催されていた「第5回 7人制ラグビー学生世界選手権」は13日、大会最終日を迎え、日本男子は18チーム中5位、日本女子は8チーム中4位という結果に終わった。
5〜8位決定戦に進んでいた日本男子は、まずルーマニアに20−7で快勝。ポルトガルとの5位決定戦は、前半を0−7とリードされたものの、後半に羽野一志(中央大)が2トライ、鶴谷昌隆(筑波大)と鶴ヶ崎好昭(パナソニック)が1トライずつ挙げ、24−7で逆転勝利を収めた。
一方、ベスト4に残っていた日本女子は、準決勝の相手は当初発表されていたイタリアではなく、開催国フランス。原仁以奈(Rugirl-7)がゴールラインを越えて前半を5−7と競ったものの、後半に2トライを許し、5−21で敗れた。そしてイタリアとの3位決定戦は、後半6分に谷口令子(世田谷レディース)のトライと中村知春(PHOENIX)のゴールで14−14と追いつき、延長戦に突入。しかしながら、ゴールデントライを奪ったのはイタリアで(14−19)、惜しくも世界のトップ3に食い込むことはできなかった。
なお、優勝は男女ともイギリス。男子は南アフリカに35−17、女子はフランスを24−7で破り、栄冠を獲得した。