オーストラリア代表として2007年ワールドカップに出場し、通算25キャップを獲得した32歳のHOアダム・フライアー(メルボルン・レベルズ)が13日、現役引退を発表した。先週末のライオンズ戦でふくらはぎを痛めたため、今季スーパーラグビーの最終戦である14日のストーマーズ戦は欠場する予定。
U19、U21豪州代表でキャプテンを務めたあと、ブランビーズ、ワラタスを経て、2010年シーズン後にレベルズ入団。昨季は背中と太もも裏の故障で長期離脱したものの、見事復活し、今年5月20日のウェスタン・フォース戦でスーパーラグビー100試合出場を達成した。
豪州ラグビーユニオン選手協会(RUPA)の会長でもあるフライアーは、これまでも地元紙などでコラムを執筆し、スポーツテレビ番組のパネリストとしても有名だったため、引退後は多方面での活躍が期待される。