欧州予選を1位で突破したイングランド女子。香港セブンズなども制しており(写真)、来年のセブンズW杯は優勝候補
(Photo:Felix Ordonez / 写真提供:香港ラグビー協会)
「ラグビーワールドカップ・セブンズ 2013」の女子ヨーロッパ予選が、先週末にモスクワ(ロシア)で開催され、イングランド、スペイン、フランス、オランダ、アイルランドが出場権を獲得した。来年6月末のW杯セブンズには、開催国ロシアのほか、前回大会優勝のオーストラリア、2位ニュージーランド、そして3位の南アフリカとアメリカが自動的に出場資格を得ているが、予選を経て決まったのはヨーロッパが初めて。
ヨーロピアン・チャンピオンシップのタイトルもかかっていた欧州予選(代表枠5)は、イングランドが27−7でスペインを破り優勝した。3位決定戦ではロシアが24−12でフランスを倒したが、ロシアはすでにW杯セブンズ出場権を得ているため、6位のアイルランドまでが代表切符をつかんだ。アイルランド女子は初出場となる。ウクライナとドイツは8強入りしたが、あと一歩届かなかった。
女子は全部で16チームがW杯セブンズ舞台に立つ予定で、残りはアフリカ、北米・カリブ、南米でそれぞれ1枠ずつ。オセアニア予選で1位になったチームは今年10月にインド(プネ)で行われるアジア予選に加わり、7人制女子日本代表らとともに3枠を争う。