南半球スーパーラグビーで奮闘中のメルボルン・レベルズは24日、FWの要であるウエールズ代表11キャップ保持者のNO8ガレス・デルヴと、1年間の契約延長で合意に達したと発表した。スーパーラグビーでプレーした初めてのウエールズ人であるデルヴは、2年契約満了となる2012年大会終了後、フランスの強豪トゥーロンへ移籍するとみられていたが、体を張った全力プレーで牽引するバイスキャプテンをレベルズは手放そうとしなかった。
スーパーラグビーに参入してまだ2年目と若いレベルズは、挑戦元年は最下位(15位)、今年はあと3節を残して4勝9敗の12位(豪州カンファレンス4位)とわずかながら上昇している。主将のスターリング・モートロックが今季限りで引退するため、チームはデルヴのリーダーシップにも強い期待を寄せている。