ラグビーリパブリック

イタリア代表のホームは2015年までオリンピコ 観客数大幅UP期待

2012.06.01

 イタリアラグビー協会は5月31日、シックスネーションズ(欧州6カ国対抗戦)のホームゲームを少なくとも2015年まで、首都ローマのスタディオ・オリンピコで行うと発表した。72,698人が収容可能な同会場は、サッカーのSSラツィオやASローマの本拠地でもあり、2009年チャンピオンズリーグや1990年サッカーワールドカップで決勝戦の舞台となったことでも知られる。
 ラグビーのイタリア代表は昨年までスタディオ・フラミニオ(ローマ)をホームとしてきたが、32,000席から42,000席への増改築を求めたイタリアラグビー協会とスタジアム所有者であるローマ市の折り合いが合わず、今年のシックスネーションズはオリンピコを使用。2月のイングランド戦は積雪残るなか約53,700人が駆けつけ、3月のスコットランド戦は歴代2位のホーム観客記録となる72,357人が集まった。
 過去最高記録は、2009年にミラノ(サン・シーロ)で行われたニュージーランド戦で、80,018人。そのオールブラックスは今年11月に再びイタリア遠征を行う予定で、ローマっ子がスタディオ・オリンピコに大挙して詰めかけるのは間違いない。


 



パリセ主将(中央)率いるイタリア代表の注目度はますます上がる
(撮影:BBM)


 

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