ラグビーリパブリック

サントリーBKヒューワットのスーパー15参戦ならず 保険問題解決せず

2012.05.30

 マット・トゥームアが左膝前十字靱帯断裂、クリスチャン・リアリイファノは右足首を骨折したため、ブランビーズ(オーストラリア)から新たな司令塔候補としてSOSコールを受けていたサントリーサンゴリアスのBKピーター・ヒューワットだが、保険問題が解決せず、5年ぶりの南半球スーパーラグビー参戦は幻になったことが明らかになった。
 地元紙『ザ・キャンベラ・タイムズ』(電子版)などが29日に報じたもので、約3週間前にブランビーズに合流してトレーニングを行っていた34歳のヒューワットは、今週末にも日本へ戻る予定。
 SOのほかにFBとWTBでもプレーでき、2005年にはスーパーラグビー得点王となった万能BKを戦力とできなかったブランビーズは、現在7勝5敗(勝点45)でオーストラリア・カンファレンスの首位ながら、連覇を狙う2位レッズとの直接対決(5月26日)で惜敗し、勝点差は5に縮まっている。ジェイク・ホワイトHC(ヘッドコーチ)は過去2試合で、潜在能力に期待する22歳のザック・ホームズに10番を与えたが、同年代のロビー・コールマンもオプションとして有効であり、現メンバーで残り4試合を戦いぬいて、プレーオフ進出圏内をキープするつもりだ。


 

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