アイルランド代表として2000年にデビュー以来72キャップを重ね、2007年と昨年のワールドカップにも出場したベテランFBジョーダン・マーフィーが、ナショナルチームから引退することが明らかになった。23日、イギリスの地方紙『レスター・マーキュリー』などが報じた。
34歳となったマーフィーは、2015年ワールドカップへ向けて準備を進めたいデクラン・キドニー代表ヘッドコーチの構想から外れ、今年のシックスネーションズ（欧州６カ国対抗戦）では出場ならず。来月のニュージーランド遠征メンバーにも選ばれなかったため、後進に道を譲る決断をした。
2005年は、４年に一度結成されるドリームチーム「ブリティッシュ＆アイリッシュ・ライオンズ」としても活躍。2009年にはシックスネーションズで、アイルランド代表の61年ぶりの全勝優勝に貢献した。
今後は所属するレスター・タイガースの一員として、クラブゲームに集中する予定。彼がキャプテンを務めるレスターは今季プレミアシップ（イングランド最高峰リーグ）のプレーオフ決勝戦に残っており、２季ぶり10度目の優勝を目指して今週土曜日にハリクインズと対戦する。