(カザフスタンのディフェンダーを振り切ろうとするUAEティム・フレッチャー)
アジア5カ国対抗・トップ5の戦いは第3節に突入し、11日にドバイで行われた試合は、地元のUAE(アラブ首長国連邦)代表が46−31でカザフスタン代表を降した。UAEは今大会初勝利で1勝2敗。カザフスタンは0勝2敗となった。
先週末は日本相手に3−106と大敗したUAEだったが、前半5分に7人制代表主将でもあるCTBティム・フレッチャーがゴールラインを越えると、チームはその後3トライを追加し、29−0と大きくリードしてハーフタイムを迎えた。しかし2部リーグ(ディビジョン1)降格を免れたいカザフスタンが後半に入ると猛追。トライラッシュで残り時間10分までに10点差と迫った。が、日本戦にも出場したUAEのFBイマド・レヤルが終盤に2本目のトライを挙げ、ライバルを突き放した。
トップ5生き残りへ後がないカザフスタンにとっては、来週末にホームで開催される韓国戦は絶対に負けられない一戦となる。
なお、2008年の第1回大会以来負けなしの日本代表は、今日午後にソウル近隣の城南市で今季第3戦を行うが、相手の韓国代表は日本ラグビー界で活躍する6名をメンバー入りさせてきた。FWの核と期待されていたパナソニックのLO劉永男(ユ・ヨンナム)は怪我のため欠場するが、PR許雄(ホ・ウン/NTTドコモ)、LO延権佑(ヨン・クウォンヌ/横河武蔵野)、LO朴淳彩(パク・スンチェ/サントリー)、FL李光紋(イ・グァンムン/トヨタ自動車)、SH梁永男(ヤン・ヨンフン/ホンダ)の5名が先発出場予定で、LO金泳男(キム・ヨンナム/クボタ)がベンチメンバーに名を連ねた。
日本代表と韓国代表の一戦は、本日13時にキックオフを迎える。
(情報・写真提供:アジアラグビー協会)
トップ5生き残りをかけた戦いはUAE(白)が攻め勝った