日本ラグビーフットボール協会は11日、アジアラグビー貢献活動「アジアンスクラムプロジェクト」の一環として、萩本光威氏(現 女子日本代表ヘッドコーチ、元男子日本代表監督/株式会社神戸製鋼所)と渡邊慶太氏(元NTTドコモレッドハリケーンズ/株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ)をインドに派遣すると発表した。
同プロジェクトは、2019年ラグビーワールドカップ開催国としての理念「アジアのためのW杯」を実現し、また2020年以降にも続くアジアのラグビーの発展のため、日本協会として具体的な活動に取り組んでいく主体として発足。今回の派遣はインド協会からの協力要請に応えたもので、両氏は同国代表の指導者として活動する。派遣期間は、渡邊氏が5月12〜21日、萩本氏は5月20日〜6月3日まで。
萩本氏がヘッドコーチを務めるインド代表は、5月30日〜6月1日までマレーシア(クアラルンプール)で開催される「HSBC アジア5カ国対抗 2012」のディビジョン3(4部リーグ)に参加する。
インドは現在、IRB(国際ラグビーボード)ランキング77位。