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ダン・ノートンは来季も7人制 イングランド協会と契約更新

2012.04.24


dan norton


ケニア選手のタックルを振り払うダン・ノートン
(写真提供:香港ラグビー協会)


 


 


 2011−12セブンズ・ワールドシリーズでトライランキングのトップを走っている7人制イングランド代表のスター選手、ダン・ノートンが、23日までに同国協会(RFU)との新たなフルタイム契約にサインをかわし、来季も7人制サイドでプレーすることが明らかになった。グロスターに在籍していた2008年にプレミアシップを経験しているノートンに対し、15人制でのプレーを熱望する複数クラブからオファーがあったことを7人制イングランド代表のベン・ライアンHC(ヘッドコーチ)も認め、進路が注目されていた。
 24歳のノートンは、今季7ラウンド目の東京大会で4トライをマークし、計33トライと数字を伸ばしている。2ラウンド(グラスゴー大会、ロンドン大会)を残して2位に6本差をつけており、初の“トライ王”が見えてきた。
 今季セブンズ・ワールドシリーズでは第2ラウンドのドバイ大会を制し、総合順位は現在4位のイングランド。シーズン優勝の可能性はほとんどなくなったが、最終戦の地元大会ではベストパフォーマンスが期待され、さらに来年は、ロシアで開催される第6回ワールドカップ・セブンズで、20年ぶり2度目の優勝を狙っている。


 


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 セブンズのその他のニュースでは、今月29日にシドニーで開催されるスーパーラグビー「ワラタス対クルセーダーズ」の前座試合として、7人制のニュージーランド代表とオーストラリア代表が対戦することが決まった。今季総合優勝の可能性が高いキウイと、東京セブンズチャンピオンのオージー。タスマン海を越えてのライバル対決は、15人制ファンも刺激するプレミアゲームとなりそうだ。


 

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