ラグビーリパブリック

2019年に向けジュニアジャパン結成 有望株38名を継続強化

2012.04.16

 日本ラグビー協会は16日、有望な若手選手の育成を継続して行うプロジェクトであるジュニアジャパンの発足と、活動に加わるスコッド38名(FW24名、BK14名)を発表した。
 既存の各年代の代表が大会での勝利といった短期的目標を掲げるのに対し、年間を通した継続強化を図るのが同プロジェクトの特徴。原則的には毎月第1、3火曜日の15時から都内で2時間半程度の練習が繰り返され、その内容はエディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)ら日本代表のスタッフとの密な連携のもと決められる。6月15日には、スコッドを軸とした顔ぶれがトンガ代表と試合をする予定だ。
 新たに就任した勝田譲マネージャーは「2015年(ワールドカップ・イングランド大会)でトップ10、2019年の(ワールドカップ日本大会)でトップ8というターゲットに向けて継続的な育成をしていく。個人の目標設定と、その進捗状況のチェックを行っていきます」と語った。深谷のSO山沢拓也ら4名の2011年度高校日本代表を含め、スコッドの平均年齢は約21歳となる。


 日本人指導者の育成も目的とされ、入閣した川合レオBKコーチは「選手を育てながら自分自身もしっかり成長したい」と語った。
 ジュニアジャパンの初練習は17日、東京・辰巳の森ラグビー練習場で行われる。


(文・向 風見也)


 

Exit mobile version