2012年スーパーラグビーで全勝トップだったストーマーズに初黒星をつけ、優勝候補の底力を見せたクルセーダーズだが、トッド・ブラッカダーHC(ヘッドコーチ)は先週末、地元ラジオ番組『ラジオ・スポーツ』でリハビリを続けている大黒柱リッチー・マコウの復帰時期について言及し、5月6日にホームで開催されるレッズ戦(第11節)に目標を定めて調整を進めていることを明らかにした。
オールブラックス主将でもあるマコウは昨年早々、右足第五中足骨の疲労骨折が発覚したため手術を受け、ネジを挿入してプレーしていたが、やがて不具合が発生。それでも、痛みをこらえながら母国開催ワールドカップを最後まで戦い抜き、ニュージーランドに24年ぶりの栄冠をもたらしたあと、11月下旬に再びメスを入れていた。
現在はランニングで順調な回復ぶりを見せているとのことで、指揮官は近いうちに世界最高峰のオープンサイドFLが約半年ぶりの復活を遂げると確信している。