2011−2012ハイネケンカップ(欧州最強クラブ決定戦)でスコットランド勢として初の4強入りを決めたエディンバラは10日、フランスの3部リーグでプレーしているグルジア代表のNO8ディミトゥリ・バシライアと来季の契約を結んだと発表した。
トビリシ出身の勇敢な26歳は代表23キャップを持ち、2011年ワールドカップにも出場。プールゲーム2試合目のイングランド戦で、チーム唯一のトライを記録している。運動量豊富なパワフルFWでハンドリングスキルが高く、テンポの速いラグビーを得意とするエディンバラのニーズと合致した。
フランスやイングランドのビッグクラブほどの資金力はないエディンバラだが、バシライアのほかにも、スクラム力を武器にチーターズ(南アフリカ)で活躍している25歳のプロップ、WP・ネルや、U20イングランド代表として2009年ジュニア世界選手権で来日経験のある22歳のCTB/FBグレッグ・トンクス(ノーサンプトン・セインツ)など、潜在能力の高い選手を来季へ向けて補強しており、さらなる躍進が期待される。