ラグビーリパブリック

日本代表LO大野 「プレッシャーはかけられている」

2012.04.08

 エディー・ジョーンズ新ヘッドコーチ(HC)率いる日本代表の静岡・つま恋での合宿が7日、解散(2日〜)した。体力とセットプレーの強化、攻撃の型の落とし込みを目指し行われたこの合宿を終え、LO大野均は「1戦、1戦」を見据える。
 ジョン・カーワン前HC政権下で2007年のフランス大会、11年のニュージーランド大会とワールドカップに2大会連続で出場。今回は初代表15名らと汗を流した大野は「顔ぶれが一新されて、(自身も)オフ明けでフレッシュな気持ち」。合宿初期にあったスタッフとのミーティングでは「最年長には死んでもらう」と言われた。FWで一番年上とあって、所属先の東芝で監督だった薫田真広アシスタントコーチには「ちょいちょい、プレッシャーはかけられています」と苦笑した。
 3日の初練習時は、悪天候だった。「嵐のなかでフィットネスをやった。もちろん晴れて欲しかったとは思いますけど、タフな状況でタフな練習をすることでチームがまとまる」と大野。2015年のワールドカップイングランド大会メンバー入りも「現役選手である以上は」目指すが、「先を見すぎちゃうと疲れる。まずは目の前にあるその試合、その試合のファーストチョイスでいられるように頑張りたいです」と話した。


(文・向 風見也)

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