ラグビーリパブリック

東福岡が春も3連覇 勇ましき石見智翠館の健闘およばず

2012.04.07

 第13回全国高校選抜ラグビー大会の決勝戦が7日、埼玉・熊谷ラグビー場で行われ、東福岡(福岡)が24−22で石見智翠館(島根)を破り、3大会連続3度目の優勝に輝いた。冬の花園全国大会も合わせると、6季連続の高校日本一である(第12回選抜大会は東日本大震災の影響で中止)。
 前半1分、山陰のチームとして初の決勝進出を果たした石見智翠館が、FB吉田力哉のトライで先制した。王者ヒガシも10分後にFL廣川翔也がゴールラインを越えるなど、両者は激しい点の取り合いとなり、3本ずつトライを決めて、前半を19−17と東福岡リードで折り返した。
 後半も先に石見智翠館が主導権を握り、NO8川瀬大輝のトライで一時はリードを奪ったものの、決勝トーナメント1回戦(御所実業戦)、準決勝(秋田工業戦)と終盤に強さを見せてきた東福岡はこの試合でも底力を発揮。後半17分、FL廣川が逆転トライを決め、残り時間を守り切った。


 

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