日本ラグビーフットボール協会は28日、女子7人制日本代表のヘッドコーチに、4月から元女子15人制日本代表主将の浅見敬子氏が就任すると発表した。また、4月から男子7人制日本代表のスキルコーチを務めるパウロ・ナワル氏が、兼任で女子7人制日本代表も指導することが明らかとなった。
東京都出身の35歳である浅見氏は、日本体育大学時代から主にSHやSOとして活躍し、1996年に女子15人制日本代表入り。ニュージーランド(ノースハーバー)にラグビー留学した経験を持ち、現地では、1999から2000年にかけて2シーズン、クラブチームの(NZ NAVY)でプレーしていた。帰国後は、女子ラグビークラブ「PHOENIX(フェニックス)」の設立に参加。2002年には日本代表の一員として、スペインで開催された第4回女子ラグビーワールドカップの全4試合に出場し、翌年から約3年間キャプテンを務めた。さらに、2004年から2005年までは女子7人制日本代表としても世界を経験している。
主な指導歴は、2007年に女子15人制代表BKコーチ、翌年には同チームの総合的なコーチを務め、2011年からは女子7人制日本代表のコーチに就任していた。
● 浅見敬子氏コメント
このたび、女子7人制代表のヘッドコーチにフルタイムで就任するに当たり、非常に身の引き締まる思いです。4月からはこれまで以上に女子の強化に努めることができます。まずは、ワールドカップセブンズの予選をアジアNO.1で突破することを目標にしてまいります。
今まで女子ラグビーに関わってきた方々、関係者の皆さま、全ての方々に応援してもらえるようなチーム作りをし、選手と一緒に成長していきたいと思います。