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香港セブンズ 男子7人制日本代表発表 アリシ、宇薄、藤田ら12名

2012.03.14


会見に出席した村田監督(左)と山内主将 (撮影:BBM)


 


 


 3月23日から3日間に渡って開催される香港セブンズに出場するセブンズ日本代表のメンバーが3月14日に発表された。メンバーは主将の山内貴之(トヨタ自動車)以下、アリシ・トゥプアイレイ(キヤノン)、正面健司(神戸製鋼)、宇薄岳央(東芝)、桑水流裕策(コカ・コーラウエスト)、ロテ・トゥキリ(北海道バーバリアンズ)、笹倉康誉(パナソニック)、坂井克行(豊田自動織機)、鶴田諒(NTTコム)、豊島翔平(東芝)、彦坂匡克(筑波大3年)、藤田慶和(東福岡高校3年)の12人。村田亙監督は、「優勝が目標」と力強く語った。
 今回のHSBCセブンズワールドシリーズ(以下SWS)香港大会は、これまで以上に重要な大会だ。2011-2012シーズンから世界各地で9大会が行われているSWS。そこに参加しているチームは、現在12のコアチームがフル参加している。そのコアチームが来シーズンからは15に拡大される予定。今回の香港大会は、グループ1=12コアチーム、グループ2=招待12チームにわけて開催され、グループ2はコアチーム昇格決定戦と位置づけられているのだ。2016年のリオ五輪から正式競技となる7人制ラグビー。その大会への出場を果たすために強化をすすめるジャパンは、今回15のコアチームに入り、世界の列強との対戦を増やしたい。香港大会での3位以上=来季からのコアチーム入りを逃せば、他国に大きく遅れをとることになる。
 発表されたセブンズ日本代表は3月14日から東京で合宿に入り、18日に香港に向けて旅立つ。メンバー発表記者会見に参加した山内主将は、「個々のスピードや、世界に通用するパフォーマンスをチームとして発揮してきたい」と語り、18歳の藤田の才能について、「世界と対戦しても度胸があって物怖じしない。走りきって、トライに結びつけてくれる。スコアゲッターとして期待しています」と語った。


 


 


■HSBCセブンズワールドシリーズ


 


【グループ1】
POOL A=サモア、イングランド、アルゼンチン、ケニア
POOL B=ニュージーランド、南アフリカ、ウェールズ、アメリカ
POOL C=フィジー、オーストラリア、フランス、スコットランド


 


【グループ2】
POOL D=トンガ、ウルグアイ、香港、中国
POOL E=カナダ、スペイン、ジンバブエ、フィリピン
POOL F=ポルトガル、ロシア、日本、ガイアナ


 

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