今季(2011−2012)まで3シーズン、九州電力キューデンヴォルテクスに所属したHOジョシュ・マンレーがスーパーラグビーのワラタス(オーストラリア)に招集されることが明らかになった。
これは、2009年に日本で開催されたジュニア世界選手権でU20豪州代表主将も務めたHOダミアン・フィッツパトリックの怪我、戦線離脱を受けてのもの。3月2日のレベルズ戦でフィッツパトリックが膝を負傷したことを受けて、第3のHOを探し始めたワラタスが、九州電力の一員としてこの2月までシーズンを過ごしていたマンレーにオファーを出した。
九電は2月11日のトップチャレンジ、キヤノン戦の大勝でトップリーグ再昇格を決め、オフシーズンに。外国人選手たちは母国へ戻りオフに入っていたが、新天地を探していたマンレーは始まったばかりのスーパーラグビーでのプレー機会も視野に入れ、日本に残ったままトレーニングを続けていた。その前向きな姿勢が奏功した。
現在はタタフ・ポロタナウ、ジョン・ウルジアが2番のジャージーを争っているが、マンレー自身、黙って三番手に甘んじているつもりはない。まずは22人入りを果たし、より良い契約を手に入れたいところだ。