第49回日本ラグビーフットボール選手権大会が25日に開幕し、大阪・近鉄花園ラグビー場などで1回戦4試合が行われた。
大学王者とクラブ王者の対戦は、帝京大が13トライを奪う猛攻で83−12と六甲ファイティングブルに大勝。大学選手権2位の天理大は来季トップリーグ昇格を決めたキヤノンに挑み、キャプテン立川理道のペナルティゴールで前半30分まで6−0とリードしたものの、地力に勝る社会人チームに6トライを返され13−37で惜敗した。トップリーグのプレーオフ準決勝で悔し涙をのんだNECだが、ワイルドカードから上がってきた神戸製鋼に17−10と競り勝ち、同じくリベンジに燃える東芝も56−15でヤマハ発動機を退け、再び日本一への階段を上り始めた。
2回戦は3月4日、舞台を埼玉・熊谷ラグビー場に移し、東芝×帝京大、キヤノン×NEC戦が行われる。