19日、東京・秩父宮ラグビー場であったトップリーグのプレーオフ準決勝で、東芝はパナソニックに37−25で敗れた。5日の秩父宮でのリーグ戦最終節では59−25と大勝した相手に敗れ、新人FLマイケル・リーチは肩を落とした。
激しく前に出る相手の守りのため、チームは落球や反則を繰り返した。レギュラーシーズンに続き先発し、後半12分に交代したリーチは、「自分たちのミス(が敗因)」と語った。今季同リーグの最優秀新人賞候補となっているが、その意識は薄いようだ。14日、取材に応じた際、「難しいと思う。いい同級生がいっぱいいるし」と苦笑していた。
(文・向 風見也)