ラグビーリパブリック

東芝 「やってきたことを貫く」(和田監督)

2012.02.17

 ラグビートップリーグ4強によるプレーオフが19日、東京・秩父宮ラグビー場で開幕する。12時開始の準決勝第1試合で前年度王者のパナソニック(リーグ戦2位)と対戦する東芝(同3位)は、個々の力強さ、生真面目さを特徴とする。リーグ戦時に続けてブレイクダウン(ボール争奪局面)にフォーカスを当てて戦う。
 パナソニックには、リーグ戦最終節で59−25と大勝(2月5日・秩父宮)。しかし、相手は前節までのゲーム主将であるHO堀江翔太、南アフリカ代表CTBジャック・フーリーらがベンチスタートだったとあって、和田賢一監督は「(リーグ戦での勝利は)まったく考えていない。ベストメンバーじゃなかったから」。FLマイケル・リーチも「今度はそんなに得点できない。パナソニックはメンバーも変わってくると思うし、一発勝負に強い」と気を引き締める。14日、チームは2部練習を行った。ユニットごとのメニューが組まれた午前中は、指揮官が年間を通して「こだわる」と語っていたFW陣がセットプレーを確認していた。「すごくいい雰囲気」とリーチ。「目の前のプレーに没頭して、タフなメンタルをもってオールアウトしたい」と和田監督は語った。


(文・向 風見也)


 

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