アメリカのラスベガスで開催されていた「HSBC セブンズ・ワールドシリーズ 2011−2012」の第5ラウンドは12日(日本時間13日)、各トーナメントの準決勝と決勝が行われ、9〜12位のチームによるボウルトーナメント準決勝に進んだ男子7人制日本代表は、5−21でカナダに敗れた。14点を追う後半4分、藤田慶和(東福岡高3年)が1トライを返したものの、今季世界ランキング10位に上昇した格上カナダを倒すことはできなかった。日本は今季2大会に参加していない影響もあり、ランキング15位。
優勝したのはサモア。カップ決勝では、今季すでに2冠(南ア大会、NZ大会)を獲得しているニュージーランドと対戦し、終盤に2トライを奪われ19−19の同点となったものの、15人制代表で7キャップを持つサモアのファオシリバが、フルタイムを告げるサイレンが鳴るなかでのラストプレーで決勝トライを挙げ、26−19で激闘を制した。サモアは今季初優勝。総合ランキングも5位に上がり、ニュージーランドの独走に待ったをかけた。
なお、並行して行われていた女子部門「USA ウィメンズ・インターナショナル・インヴィテーショナル」では、前王者カナダが14−5でアメリカを破り、連覇を達成した。3位決定戦は、フランスが19−17でオランダを降している。
※ 2011−2012 セブンズ・ワールドシリーズ USA大会 結果
http://rugby-rp.com/free.asp?idx=101786&code_s=10041001
※ 2011−2012 セブンズ・ワールドシリーズ 総合ランキング
http://rugby-rp.com/free.asp?idx=101479&code_s=10041001