ラグビーリパブリック

世界の壁を体感した女子7人制日本代表 ブラジルは5位で五輪に光

2012.02.12

 アメリカ・ラスベガスで開催されている女子7人制ラグビー大会「USA ウィメンズ・インターナショナル・インヴィテーショナル」は11日(日本時間12日)、大会2日目のトーナメント戦6試合が行われ、5〜8位決定戦に回った日本代表は、スターズ&ストライプス(アメリカB代表)に5−14、メイプルリーフス(カナダB代表)に14−27で敗れ、最下位となった。
 初日のプール戦と合わせて5戦全敗という結果に、浅見敬子コーチは日本協会を通じ、「結果を出せなかった悔しさはあります。ただ、このタフな相手と連戦して試合ができたことを幸せに思います。ラスベガス遠征を通して、世界の強さを実感しました。しかし、練習で積み重ねてきたこと、やってきた部分が、試合のなかで通用することを体感できました。この敗戦を無駄にすることなく、選手、スタッフ一同、さらに前を向いて戦っていきたいと思います」とコメントを発表した。
 12日(日本時間13日)の優勝決定戦に駒を進めたのは、アメリカとカナダ。選手をプロ化して7人制ラグビーの強化に力を入れているアメリカとオランダの準決勝は、17−5で地元のヒロインに軍配。昨年のチャンピオンであるカナダは、フランスとの準決勝を19−12で制した。
 なお、5位にはブラジルが入り、2016年の母国開催オリンピック(リオデジャネイロ大会)に向け確かな手ごたえをつかんでいる。


 

Exit mobile version