土曜日よりタイの首都バンコクで開催されていた男子7人制ラグビーの「HSBC アジア・セブンズシリーズ タイ大会」は12日、トーナメント戦が行われ、日本選抜は決勝戦で香港代表に0−33と完敗し、準優勝に終わった。
準々決勝でパキスタン代表に38−5と快勝した日本選抜は、準決勝でマレーシア代表と対戦。相手に先制トライを許したものの、キャプテン首藤甲子郎(NEC)がすぐに同点として流れを取り戻し、31−10で決勝進出を決めた。
しかし、アジア・セブンズシリーズのゴア(インド)大会で優勝した香港代表は手強く、5トライを奪われ、日本選抜は一度もゴールラインを越えることはできなかった。
パウロ・ナワル日本選抜コーチは、短い準備期間で結束し、ひたむきにプレーした選手たちの健闘を称え、「結果、カップトーナメント決勝まで勝ち進めたことは良かったと思います。負傷者が出ましたが、選手全員が100%の力を出し切ってくれたことに感謝したいです。しかし、優勝できなかったことは事実として受け止め、もう一度チャンスがあれば、このメンバーで良い結果を残したいです」と大会を振り返った。