来季のトップリーグ昇格をかけた戦い「トップチャレンジ1」の最終節2試合が11日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、九州電力キューデンヴォルテクスがトップリーグ復帰を決めた。
前節までにキヤノンイーグルス(トップイースト・1位)が首位で自動昇格を決めたため、残り1枠をめぐって豊田自動織機シャトルズ(トップウエストA・1位)、九州電力(トップキュウシュウA・1位)、クボタスピアーズ(トップチャレンジ2・1位)が死闘を展開。この日、豊田自動織機相手に58−24で勝利したクボタと、キヤノンに68−17で大勝した九州電力が2勝1敗(勝点9)で並んだが、得失点差で九州電力が上回り(九州電力:+47/クボタ:+34)、3季ぶりのトップリーグ復帰となった。
トップチャレンジシリーズで自動昇格を逃したクボタと豊田自動織機だが、入替戦のチャンスが残っている。3月3日に、クボタは今季トップリーグ12位のNTTドコモと、豊田自動織機は同11位のサニックスと最後のサバイバルゲームを行い、勝てば、来季は国内最高峰リーグでプレーすることができる。