ラグビーリパブリック

第2列が苦しくなったウエールズ LOデーヴィス7週間の出場停止

2012.02.10

 2012シックスネーションズ(欧州6カ国対抗)開幕戦でアイルランド代表から逆転勝ちを収めたウエールズ代表だが、その試合の後半に、相手LOドナカ・ライアンに対しスピアータックル(=ティップタックル/タックルで相手を担ぎ上げて地面に落とす危険なプレー)を放ちイエローカードをもらっていたLOブラッドリー・デーヴィスが、7週間の出場停止処分を受け、3月17日まで行われる同大会の残り試合には出場できなくなった。懲罰委員会の裁定に対しデーヴィスは異議申し立てをする権利があり、これまでの彼の懲罰記録には問題がないことから処分は緩和される可能性はあるが、そうでなければプレー再開は3月26日以降となる。
 ウエールズ代表はすでに、ワールドカップメンバーのセカンドロー2人、アラン=ウィン・ジョーンズとルーク・チャータリスを故障で欠いており、同じくワールドカップを経験した伸び盛りの25歳LOデーヴィスを失ったことで、2008年以来の優勝を狙うウォーレン・ガットランド監督は選手起用が苦しくなった。12日のスコットランド戦では、ルースFWのライアン・ジョーンズが第2列に回る。


 

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