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男子7人制日本代表の新HCに瀬川智広氏 ナワル氏もスタッフ入り

2012.02.02

 日本ラグビーフットボール協会は2日、今春開催の東京セブンズを最後に男子7人制日本代表監督の座から退く村田亙氏の後任に、今年4月から、瀬川智広氏が就任すると発表した。瀬川氏は41歳。2007年から2010年まで東芝ブレイブルーパスの監督を務め、トップリーグで2連覇を成し遂げた(2008年度、2009年度)。セブンズのスペシャリストであり、強豪フィジー代表の元キャプテンであったパウロ・ナワル氏(53歳)が新スキルコーチとしてサポートする。また、日本代表ゼネラルマネージャーとして2007年と2011年のワールドカップ(15人制)に参加した太田治氏(46歳)が、2月から7人制日本代表のチームディレクターに就任することも発表された。



           
● 瀬川智広氏 コメント
 2016年ブラジル・リオデジャネイロ大会からオリンピックの正式競技となる7人制日本代表のヘッドコーチを務めることになり、大変な重責を感じています。現在、日本代表は村田監督のもと、HSBCセブンズ・ワールドシリーズを戦っていますので、今は現行体制を全力でサポートしたいと思います。


 


● 太田治氏 コメント
 このたび、7人制日本代表のチームディレクターを務めるにあたり、まずは男女日本代表の、2016年のオリンピック出場を目指していきたいと思います。またその他にも、来年ロシアで行われるワールドカップセブンズの予選が今年行われますので、その予選突破も重大な使命です。選手やヘッドコーチが最高のパフォーマンスをできるよう、チームの環境を整え、サポートしていきたいと思います。