ラグビーリパブリック

東芝 リコーを破りプレーオフ進出決定

2012.01.29

 ラグビートップリーグは29日、第12節3試合が各地であった。東京・秩父宮ラグビー場では、リコーに39−14で勝った東芝が10勝2敗で勝ち点「50」の3位となった。4位以内を確定させ、プレーオフ進出を決めた。リコーは6勝1分5敗で勝ち点「33」の7位となり、4強入りへの道は絶たれた。


 


 東芝は前半から流れを掴んだ。まずは12分、リコー陣中盤でCTB仙波智裕が守備網を突破。その右脇をFB松田努がサポートし、先制トライを挙げた。SOデイビッド・ヒルのゴールも決まり、スコアは7−0となった。20分、今度はFLスティーブン・ベイツがリコーの守備を破り、援護についたLO大野均がポイントを形成。SOヒルが球を繋ぎ、最後はWTB伊藤真がゴールエリア左隅に飛び込んだ(ゴール成功)。27分にはリコー陣ゴール前右ラインアウトからモールを押し、最後はHO湯原裕希が止めを刺した。東芝は後半6分にも同様の形でFLベイツが得点した(ゴール成功)。


 


 リコーは10分にWTBマーク・リーが、21分にはWTBロイ・キニキニラウがゴールエリアに躍り出たが(それぞれゴール成功)、東芝も24分のSOヒルのペナルティゴール、33分のラインアウトモールからのHO高木貴裕のトライ(ゴール失敗)で点差を広げた。試合終了のホーンが鳴った後も東芝は攻め続け、最後はFB宇薄岳央がだめを押した(ゴール失敗)。マン・オブ・ザ・マッチは東芝HO湯原。


(文・向 風見也)

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