ラグビーリパブリック

東芝が準決勝進出 プレーオフめぐる最後の1枠はNECと神鋼の争い

2012.01.29

 ジャパンラグビートップリーグは29日、第12節の残り3試合が行われた。
 東京・秩父宮ラグビー場では3位の東芝が39−14でリコーを破り、勝点50(10勝2敗)でプレーオフ進出を決めた。6勝1分5敗となったリコー(勝点33)は、最終戦で最大5ポイントを獲得しても4位NEC(勝点41)に追いつくことはできず、ノックアウトステージ挑戦の望みは絶たれた。
 地元・ホームズスタジアム神戸でヤマハ発動機と対戦した5位の神戸製鋼は、16−16のドロー。ロスタイムにCTB山本大介がペナルティゴールを狙ったが枠をとらえることはできず、大事な白星を逃した。それでも、引き分けによる2ポイント獲得で勝点「37」とし、最終節に逆転4強入りの可能性を残した。
 福岡・グローバルアリーナではサントリーが61−22でサニックスに大勝。4トライ以上に与えられるボーナスポイントを上乗せして勝点「52」とし(11勝1敗)、得失点差でパナソニックを上回り首位に立った。敗れた11位サニックス(3勝9敗)は4トライを挙げてボーナスポイントを獲得し、勝点「20」。入替戦回避へわずかな灯は残ったものの、10位のNTTコミュニケーションズとは勝点差「5」、得失点差「117」と大きく離れ、状況は厳しくなった。


 

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