フィジーラグビー協会は13日、15人制代表の新たな指揮官に48歳のイノケ・マレ氏が就任したと発表した。昨年のワールドカップで1勝3敗のプール戦敗退と結果を残せなかったサム・ドモニ前監督に代わり、4年契約でフライング・フィジアンズ再建の重責を担う。
国際デビューは35歳と遅かった元海軍将校は、フィジー代表のバックローとして15キャップを重ね、1999年ワールドカップに出場。地元のクラブチームで指導経験を積んだあと、2009年から10年にかけてナショナルチームのアシスタントコーチを務めていた。昨年はU20フィジー代表を率いてジュニア世界選手権大会に挑み、U20ウエールズ代表などを破って6位の好成績を収めた。