ラグビーリパブリック

大学選手権に挑む天理大 今年は「日本一を狙う」

2011.12.17

 ラグビーの全国16強による大学選手権の1回戦が18日、各地で行われる。今季、関西学生Aリーグ2連覇を決めた天理大は大阪・近鉄花園ラグビー場で法政大と対戦する。小松節夫監督は「今年は日本一を狙おうと思います」と自信を口にした。
 同大が関西学生Cリーグで低迷していた1992年度からチームを預かり、「まずはディフェンス。あとは何度もタックルに行く、サポートに行く、順目にきちんと行くという意味での、走れること」を重視し選手を強化してきた。加えて昨季から、SO立川理道、CTBアイセア・ハベア、CTBトニシオ・バイフによる接近プレーを主体とした攻撃で話題をさらっている。今季は選手権上位進出の期待が高まっている。「余裕を持って戦ったことはほとんどない。入れ替え戦に上がるには、Aで1勝するには、優勝するには…と、チャレンジし続けている。で、今度はようやく日本一のためにはどうしたら、と考えています」と小松監督は続けた。


(文・向 風見也)


 

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