ラグビーリパブリック

南ア代表最強CTBフーリー 来季は神戸製鋼入り? ストーマーズ大慌て

2011.12.03


ジャック・フーリー


 


 南アフリカのケープタウンに本拠地を置く強豪ストーマーズは2日、昨季まで所属していたCTBジャック・フーリーがチームとの契約更新を選択せず、ジャパンラグビートップリーグの神戸製鋼コベルコスティーラーズと2年契約を結んだと発表した。神戸製鋼サイドの公式発表はまだ行われていないため真相は不明だが、ストーマーズ側は来年2月24日に開幕する「スーパーラグビー」でフーリーが復帰するのは厳しいとの見方を示している。
 身長190センチ、体重105キロの大型ミッドフィールダーは、20歳でスプリングボクス(南アフリカ代表)入りして以来69キャップを獲得し、2007年ワールドカップでは中心選手として優勝に大きく貢献。今年のワールドカップを準々決勝敗退で終えたあと、日本のパナソニックワイルドナイツと契約を結び、11月20日のホンダヒート戦でトップリーグデビューを果たしていた。
 コース取りに長けたパワフルなランを武器に、スプリングボクス歴代3位のトライゲッター(32本)。出足鋭い勇敢なディフェンスも持ち味の28歳フーリーは、世界最高峰CTBのひとりといわれており、海外の一部メディアでは、神戸製鋼と2年総額2200万ランド(約2億1200万円)でサインしたと報じられている。


 

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