ラグビーリパブリック

ワールドカップNZ大会 海外からの訪問者は予想上回る10万人越え

2011.11.22


nz visit 3


ラグビーワールドカップ決勝戦当日のオークランド市内は大勢の人で埋め尽くされた


 


 


 ニュージーランドの統計局は22日、今年7月から10月にかけて世界中から13万3200人の訪問者があったと発表した。大半がラグビーワールドカップの観戦者と見られ、10月だけで5万3000人が「白く長い雲のたなびく地」を訪れたという。
 同期間中、ニュージーランドへの入国カードには訪問目的が「ラグビーワールドカップ」か否かをチェックする項目があり、統計局はそのカードをもとに数字を明らかにした。その結果、楕円球の世界祭典を楽しみにやってきたのは、隣国オーストラリアからの5万5200人が最も多く、イギリスからは1万9100人、フランスからは1万1100人。そして南アフリカからの数は8500人にものぼり、アメリカからの5500人、アイルランドからの4300人と続いた。
 地元メディアによれば、一部の入国カードには「ラグビーワールドカップ」の選択肢がないものもあり、実際にはもっと多くのラグビー旅行者がいたと推測される。それでも、チケットを100カ国以上に売った大会運営組織は当初、海外からの訪問客の予想を9万5000人としていたため、“嬉しい誤算”は大会成功を裏付ける新たなデータとなった。


 

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